今回新たに追加した疾病発症予測機能は、当社と東京海上ホールディングス株式会社（取締役社長 グループCEO：小宮暁、以下「東京海上ＨＤ」）およびそのグループ各社、ならびに東京海上ＨＤとPKSHA Technologyの合弁会社である株式会社AlgoNaut（代表取締役：佐野長紀、以下「AlgoNaut」）が共同で開発、国立大学法人弘前大学（学長：福田眞作、以下「弘前大学」）の監修・指導を受け、健康診断結果に基づいた疾病（糖尿病・高血圧・虚血性心疾患・脳血管疾患）の発症リスクを予測できるサービスです。

健康予測（疾病発症予測）シミュレーション機能 開発の背景

少子高齢化に伴う生産人口の減少や医療費の増大に伴い、ヘルスケアに対する世の中のニーズは日に日に高まっています。そのような中、当社は、弘前大学監修・指導のもと、東京海上ＨＤおよびそのグループ各社ならびにAlgoNautと共同で、健康保険組合・企業保有の「健康診断結果」「レセプトデータ」等のデータに基づき、疾病発症予測機能・健康予測モデル等のアルゴリズムの開発、リスク者に対して行動変容を促す仕組みや改善指導プログラムの開発・提供に取り組んでおります。

当社は、従前より一人ひとりの健康状態の「見える化」を実現し、健康管理に関する情報提供や特定保健指導などの健康改善サービスを提供してまいりました。このたび開発した疾病発症予測機能を通じて、健康行動支援・疾病予防ならびに健康寿命の延伸により一層寄与してまいります。

健康予測（疾病発症予測）シミュレーションについて

本サービスでは、「生活習慣を変えると未来がかわる」をコンセプトとした健康予測（疾病発症予測）シミュレーションを提供します。ユーザーは現在の健康診断結果と生活習慣に基づいた疾病発症予測と、食事・睡眠・運動などの生活習慣を改善した場合の健康予測（疾病発症予測）シミュレーションができます。本サービスを通じて、ユーザーの生活習慣の行動変容を促し、健康状態を改善に導きます。

【健康予測（疾病発症予測）シミュレーション画面イメージ】

※健康予測は、健康維持増進や生活習慣改善のための情報提供を目的としたものであり、病気の診断あるいは病気の治療を行うものではありません。
※画像は開発中のものです。

今後も「健康情報のデジタル化と健康管理のインフラ企業」として、一人ひとりの健康寿命の延伸、健康増進に貢献してまいります。