企業や健康保険組合向けに健康管理サービスを提供する株式会社バリューＨＲ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：藤田 美智雄、東証一部上場、コード番号：6078、以下「バリューＨＲ」）は、フィットビット・ジャパン合同会社の最新スマートウォッチFitbit Versaを使ってバイタルデータ管理を取り入れた新たな保健事業プログラム「Fitbit保健事業」の提供を開始いたします。Fitbit Versaは業界をリードする健康とフィットネスの機能を提供するスマートウォッチです。バリューＨＲは、健康診断や保健指導など職域における健康管理対策全般を対象に支援サービスを展開しています。この度、新サービスとしてスマートウォッチを活用した、健康経営の実践支援や特定保健指導の対象母集団の減少を狙った保健事業プログラムを開始、保健指導分野のサービスを強化します。また、今年度中にバリューＨＲの健康ポータルサイト「バリューカフェテリア®」とFitbitとのデータ連携を予定しており、これにより、バリューＨＲの会員は自身の健康診断や保健指導履歴、医療費明細、ストレスチェック結果、バイタルデータ、健康行動履歴の情報に加えて、新たに「Fitbit保健事業」のデータが付加されることで、健康管理情報の一元化が推進されます。

■ＶＨＲ×Fitbit保健事業プログラムとは
「Fitbit保健事業」は、バリューＨＲの行っている保健事業のデータ分析・健康リスク評価・管理栄養士による栄養・食生活の指導など多様なサービスと、ウェアラブルデバイスでは世界トップクラスのシェアであるFitbitデバイスにより得られる日々のアクティビティ記録や仲間とのデータ共有・競争による健康づくりのモチベーション促進効果を組み合わせた新しいかたちの保健事業プログラムです。

■特定保健指導の実施率アップを支援
2008年度からスタートした生活習慣病予防のための特定健康診査（以下「特定健診」）と特定健診の結果に基づく保健指導（以下「特定保健指導」）は、2018年度より第3期をむかえ、重症化予防のための取り組みが進んでいます。また、2017年度の実績から特定健診・特定保健指導の実施率が公表されるなど、健康保険組合においては特定健診・特定保健指導の実施率上げていくことが求められています。特定保健指導の実施率は年々増加傾向にあるものの、国がかかげる目標値には届いておらず、更なる実施率の向上が求められています。
バリューＨＲは特定保健指導の実施率向上に着目し、本プログラムでは、若年層に向けて早期対策により生活習慣の改善や健康づくりを促すことで、実施率の分母である「特定保健指導の該当者」を減らし、ICT面談など効率的な指導を増やすことで分子となる「特定保健指導の実施者」を増やす、この2つのアプローチによって特定保健指導実施率の向上を強力にサポートします。

■企業の健康経営支援にも応用
本プログラムの特徴でもある最新型スマートウォッチの活用は、40歳以上の特定保健指導の該当者だけでなく、ウェアラブルデバイスを積極的に活用する若年層への生活習慣の管理への訴求効果も高く、健康支援サービスの裾野拡大が期待されます。また、Fitbitの特徴でもあるグループ作成機能を利用し、グループ内での歩数競争なども実施できるので、様々な機能を組み合わせることで、企業やグループ単位での健康づくりや社員のヘルスリテラシーの向上など企業の健康経営支援プログラムとしても応用できるデザインとなっています。バリューＨＲでは、本プログラムの普及の取り組みを通じて、健康経営や保健事業支援サービスの拡充と顧客拡大につなげてまいります。

バリューＨＲは、健康管理のインフラ企業として、健康経営を推進し、従業員の健康管理に積極的に取り組む企業様、効果的な保健事業の実践を目指す保険者様を支援し、これからも一人ひとりの健康増進、医療費削減に貢献する様々なソリューションサービスの提供に取り組んでまいります。 

*1出典：厚生労働省「第3期特定健康診査等実施計画期間における目標について」
*2出典：厚生労働省「2016年度　特定健康診査・特定保健指導の実施状況について」

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