第一部:
健康管理は守りから攻めへ
成果を実現するバリューHRの攻めの一手
第一部では、代表取締役副社長 藤田源太郎より、国の方針や政策と照らした当社のワンストップサービスの立ち位置と進化、今後の展望についてご説明いたしました。
市場トレンドと健康保険組合・企業の現場が抱える課題
重要政策である「攻めの予防医療」の提言やU.E.N.O.Planでは、健康保険組合・企業に対し、コラボヘルス・健康投資、健診を活用した啓発や受診勧奨、性差・ライフステージへの対応、PHRやAIなどのデジタル活用が求められています。
当社では創業以来、バリューカフェテリアシステム®による健診業務のDX化、行動変容を促すリテラシーアップ事業、テーマ別課題への分析・コンサルティング支援などを通して、予防医療領域の課題解決を牽引してきました。
成果を実現する一手 ~当社サービスの特長と進化~
健診予約システムでは、全国4,000施設以上の健診機関ネットワークを活用し、さらなる利便性の向上を進めています。
インターネット予約枠を提供する施設は全国457施設まで拡大し、インターネット予約比率は30.4%に増加。
利用者は24時間いつでも空き状況を確認し、Web上で予約を完結できるため、受診率アップに貢献します。
健診結果管理システムの再検査受診勧奨機能では、専用の検索メニューを新設し、対象分類や個人属性、報告ステータスから対象者を確認できるようになります。
報告内容の差戻しや対象者へのコメント、管理者用メモにも対応し、受診勧奨の効率化と適切な進捗管理を促進します。
特定保健指導では、申込率、初回面談率、継続率、支援終了率などを確認できるダッシュボード機能を実装予定です。
未申込者や遅延者の把握、年間実施率の予測により、実施率や継続率の向上に向けた進捗管理をさらに行いやすくします。
「くうねるあるく+ふせぐ」は、食事・睡眠・運動・予防をテーマとした健康リテラシーアップチャレンジプログラムです。
動画セミナーやメールマガジンによる学習と、ウォーキングイベントやインセンティブの仕組みを通して、楽しみながら実践と行動へつなげます。
来年のサービス10周年に向けて、さらなるバージョンアップを進めています。
バリューHRは創業25周年を迎え、サービスの発展と提供価値のさらなる向上に向けて、攻めの一手を打ち出します。
-
管理強化
再検査受診勧奨、特定保健指導進捗管理機能により、健康管理の起点である健診・指導をさらに円滑に。
-
広報強化
アプリの本格展開により、被保険者・被扶養者へのアプローチを促進。
-
インセンティブ強化
アプリ版カフェテリアプランLiteのインセンティブで、行動変容を後押し。
お客様とともに成果を実現するため、今後もお客様のお声をしっかり受け止め、皆様とともに歩んでいきたいという想いをお伝えしました。
第二部:
Value HR Innovation Award 2026
第二部では、当社のサービスをご利用いただいているお客様の中から、特に目覚ましい改善効果を上げられた団体様を対象として、その功績を称え実施施策をご紹介いただく「ValueHR Innovation Award 2026」を開催いたしました。
第3回となる今回は、全3団体様を表彰いたしました。
株式会社サンリオ様
株式会社サンリオ 曽我雪華様
お取り組みのポイント
- 企業ビジョンから健康課題を整理し、3つの重点施策を明確化
- 食品・ケア用品を活用し、生活習慣を見直すきっかけを提供
- 「がおぱわるぅ」を健康アンバサダーに起用し、健康経営を社内に浸透
- 重点施策の推進とサンリオらしい発信で、健康づくりプログラムへの参加を促進
画像出典: 株式会社サンリオ様
作成スライド
株式会社サンリオ様では、企業ビジョン「One World, Connecting Smiles.」の実現に向けて経営・健康課題を整理し、「みんな元気に、みんな笑顔に」を目指す姿として設定。2025年度は、ストレスチェックの受検勧奨、ヘルスリテラシー向上、生活習慣の改善プログラムの3施策を重点的に推進しました。
画像出典: 株式会社サンリオ様
作成スライド
生活習慣の改善に向け、健康志向食品の無料提供、健康的な飲料の割引販売、健康ケア用品の配布を実施しました。キャラクターを活用した親しみやすい情報発信も組み合わせ、食習慣や体調を見直すきっかけを提供。健康志向食品の配布施策では、参加率79.9%、満足度75.4%となりました。
画像出典: 株式会社サンリオ様
作成スライド
さらに、健康経営の方針や取り組みを身近に伝えるため、キャラクター「がおぱわるぅ」を健康アンバサダーに起用。Web会議用背景やステッカー、社内イベントなどを通じて接点を広げました。その結果、就任の認知度は88%、健康経営の認知度は89%となり、前年から25ポイントアップしました。
受賞のことば
このたびは「Value HR Innovation Award 」にご選定いただき、誠に光栄に存じます。
当社では、「みんな元気に、みんな笑顔に」をスローガンに健康経営を推進しております。
バリューHR様のご支援のもと、データ分析による健康課題の可視化や施策改善に取り組むとともに、自社キャラクター「がおぱわるぅ」を健康アンバサダーに起用するなど、当社らしい健康づくりを進めてまいりました。
今回の受賞を励みに、今後も「One World, Connecting Smiles.」の実現に向け、従業員の健康と笑顔を支える健康経営を推進してまいります。
PwC健康保険組合様
PwC健康保険組合 上原京子様
お取り組みのポイント
- 健診メニューを見直し、必要性と負担のバランスを踏まえた制度へ再設計
- オプション検査の選択を支援し、加入者のヘルスリテラシー向上を後押し
- 健康アンバサダープロジェクトを通じて、健康行動が広がる好循環を創出
- 健診制度の再設計と健康アンバサダーで、継続的な健康行動を後押し
画像出典: PwC健康保険組合様
作成スライド
PwC健康保険組合様では、2026年度から健診メニューを見直し、人間ドックの対象年齢を40歳から35歳へ引き下げました。36歳以降は人間ドックとスタンダード健診を交互に受診する仕組みとし、精密検査が必要な方や未受診者への支援、健康教育・相談窓口も強化。検査の利益・不利益と個別性を踏まえた制度へ再設計しました。
画像出典: PwC健康保険組合様
作成スライド
健診項目についても、年齢別コースごとに必要な検査を見直しました。さらに、前年の健診結果や自覚症状、生活習慣、家族歴などから、自分に合ったオプション検査を判断できるフローチャートを用意。受診後は結果を確認し、必要に応じて医療機関の受診や相談につなげることで、健診を適切な健康行動へ結び付けます。
画像出典: PwC健康保険組合様
作成スライド
健診予約や結果確認、ウォーキングイベント「ぴぃさんぽ」への参加、健康動画の視聴の4つを達成した加入者を「健康アンバサダー」として募集。自身の体験や健保プログラムの活用方法を身近な同僚へ伝えてもらうことで、健康行動を周囲に広げ、加入者同士が支え合う好循環の形成を目指しています。
受賞のことば
このたびは、栄誉ある賞をいただき、大変光栄です。私たちPwC健康保険組合は、加入者が将来にわたっていきいきと活躍できるよう、健康習慣を無理なく楽しみながら、身に着けられる仕組みづくりに取り組んでいます。
インセンティブの工夫や、健診制度の見直し、コラボヘルスの推進などを通して、健診受診率や各種プログラム参加率の向上に結び付けることができました。
今後も一人ひとりの健康に寄り添いながら、より実効性のある健康づくりを進めてまいります。
株式会社アンドエスティHD様
株式会社アンドエスティHD 関川 むつ美様
お取り組みのポイント
- 会社と健保が一体となるコラボヘルス体制で、意思決定と施策実行を迅速化
- 組織特性を踏まえ、女性の健康・メンタルヘルス・疾病予防を重点課題に設定
- 検診費用補助や相談窓口など、女性の健康を幅広く支える施策を展開
- 会社と健保が一体となり、全国の店舗従業員に届く健康支援を実現
画像出典: 株式会社アンドエスティHD様
作成スライド
株式会社アンドエスティHD様、アダストリア健康保険組合様では、会社と健保の責任者を同一とするコラボヘルス体制を構築。法的な情報分離や同意取得を徹底しながら、会社の組織改善目標と健保の医療データを同じ目線で連携しています。これにより、意思決定と施策実行を迅速化し、現場に即した施策設計や費用・業務の重複削減につなげています。
画像出典: 株式会社アンドエスティHD様
作成スライド
女性が約8割を占め、若年層や全国の店舗スタッフが多い組織特性を踏まえ、重点課題を3領域に整理。女性特有の健康課題、若年層・店舗に届くメンタルヘルス予防、広域分散に対応する疾病予防・健康増進について、婦人科がん検診受診率やストレスチェック受検率、健診受診率などの指標を設定し、改善に取り組んでいます。
画像出典: 株式会社アンドエスティHD様
作成スライド
女性特有の健康課題に対し、20歳からの婦人科がん検診費用を全額補助し、受診できる契約医療機関を269施設から386施設へ拡大しました。さらに、女性保健師によるチャット相談窓口や定期セミナー、妊娠・出産、復職に関する支援などを展開。医療費分析で把握した課題を施策へ反映し、検診受診から就業継続まで幅広く支援しています。
受賞のことば
栄誉ある賞を頂戴し大変光栄です。2022年のコンサルティング導入以来、バリューHR様と健保組合が三位一体となり、各種サービスを軸としたコラボヘルスを推進してまいりました。
一歩ずつ重ねてきたデータ分析と施策の実践が、健康経営度調査の成果向上という形を結んだことを大変嬉しく思います。
これからも強力なパートナーシップのもと、さらなる進化を目指し、より質の高い健康経営を推進してまいります。